せみの羽化

西大寺公民館の自然探検講座。セミの羽化を観察しよう!に参加しました。

19時集合でしたが幼虫の出てくる穴を確認するために早々と出かけました。
いました、いました。大な目で外の様子をうかがっていました。
大きな欅の木の下では暗くなるのを待ちきれなくてまだ明るい19時過ぎにはクマゼミが木登りをはじめました。
しばらくすると動かなくなり背中が静かに割れ始めました。
どれくらいたったかな〜。イナバウワーのかっこうから頭が上になりうすい緑色のはねを静かに広げ始めました。
羽化の途中、人の手で触ったらそこの部分は変形するそうです。

離れたアクラの木ではニイニイぜみが頑張っていました。
クマゼミより早い時間で羽化が終わり立派なニイニイゼミの誕生!

子どもたちも大人も感動です。
暗い中、穴から出てきた幼虫を踏まないようにみんな緊張!!
6〜7年も地中生活。そして1週間ほどの命。

蝉取りはやめて、みんなで静かに鳴き声を楽しみたいものです。

穴の中の幼虫。大きな目で外をうかがっています。

ニイニイぜみの羽化の途中(イナバウワースタイルです)

クマゼミの羽化直後。薄緑の羽根はまだ縮れています。